お風呂のリフォームはどうする?賢くおしゃれに仕上げよう

近頃、入浴の際にこんなことを思うことはありませんか?

  • シャワーのお湯の量が減ってきたな…
  • さっき掃除したのに、隅っこの黒ずみが気になる…
  • タイルにヒビが入ってるな…
  • 寒いな…
  • なんとなくカビのにおいがするな…
  • なんかもう、全体的に古くなってきたな…

このどれか一つでも当てはまれば、お風呂をリフォームする時期が来ているのかも知れません。

お風呂の寿命は15年と言われています。

家の中でも、いわゆる水回りと呼ばれる、キッチンやトイレと同じように水を扱う場所ですから、日々のお掃除に加えて定期的なメンテナンスが必要な部分だったりします。

また、家が新築だった頃と比べて、生活も変化しているかも知れません。

  • 高校生が2人もいると、ちょと狭くなってきたかも
  • お父さんもそろそろ歳だし、ヒートショックってどうなんだろう
  • 孫がお風呂で滑って転んでしまった

昔は気にならなかったことが、今はちょっとした悩みになっていることも少なくないかと思います。

私は仕事柄メーカーや業者さんと接する機会が多く、ここではそんな皆様に「お風呂のリフォームって実際どうなの?どうやるの?」といったお話をさせていただきます。

早速見ていきましょう。

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お風呂のどこをリフォームするか考えよう

まず考えなければいけないことは、どこをリフォームするかです。

どこってお風呂よ

とお考えになられるかと思いますが、一口にお風呂と言っても実は様々な部位があります。

元々あるものを新しくする
  • 浴槽
  • 水栓
  • ドア
  • 照明

といった元々ある部位から、

新たに機能を増やす
  • 手すり
  • カウンター
  • 浴室乾燥機

など、あると便利なものを新しく設置することもあるでしょう。

また、タイル張りのいわゆる在来工法で造られたお風呂を、まるごと最新のユニットバスに交換してしまうというのもお風呂のリフォームの手段です。

まずはお風呂を眺めてみて、どこが古くなっているのか、どこにストレスを感じているのかをリストアップしてみましょう。

必要な部位だけをリフォームしてしまえば、思ったよりも費用が安く済んでしまうかも知れません。

リフォームをしないお風呂はどうなってしまうのか

今度は逆に、もしもお風呂をリフォームしなかったらどうなってしまうのかについて考えてみましょう。

わかりやすい部分で言うと、

  • 例えば、シャワーの勢いは弱いままです。
  • 例えば、浴槽は小さいままです。
  • 例えば、床は滑りやすいままです。
  • 例えば、お風呂が寒いままです。

これだけならいいのです。

今までと変わらないだけですから。

お風呂の寿命は15年と申し上げました。

点検、メンテナンスがされずにそのまま時間が過ぎていくと、今度は今までと変わらないどころか、だんだん悪くなっていきます。

床と壁のつなぎ目や、浴槽と床のつなぎ目などを見てください。

コーキングという水漏れを防止するゴムのようなパテが隙間を埋めているはずです。

これが時間とともに劣化していきます。

劣化するとどうなるかと言うと、水がそこから漏れ始めます。

漏れ始めるとどうなるかと言うと、家を支える木を腐らせていきます。

腐るとどうなるかと言うと、……この先は言う必要はないかと思います。

こうなってしまうとお風呂のリフォームどころではない費用が発生してしまう可能性があります。

取り返しのつかないことになる前に対処が必要となってきます。

ここが変わる! お風呂のリフォームのメリット

お風呂のリフォームを行うと、正直快適になるどころではありません。

住宅の技術は日々進歩しており、想像もできないような機能がついていたりします。

また昔と比べてデザインもかなりおしゃれになっており、お風呂の時間をこれまで以上に楽しめるようになるはずです。

ここではお風呂のリフォームでどんなメリットがあるかを見ていきましょう。

生活が豊かに! お風呂のリフォームによるメリット
浴槽

高断熱の浴槽に変えることでお湯が冷めにくくなります。本当に。

6時間で1℃しか下がらないとか、そんなレベルです。

夢のジャグジーもぜひご検討いただければと思います。

水栓

シャワーノズルの種類も今は非常に多く、水の出方を変えられるなど当たり前です。

またこれまで、お湯になったり水になったりを繰り返すような水の出方だったものが改善されると、それだけでもう十分な気がしてしまいます。

浴室乾燥機

洗濯物干しスペースとしてお風呂場が使えるようになるので、梅雨時期でも安心して洗濯機を回せます。

また浴室暖房機能がセットになったものが多いので、是非そちらにしてみてください。

ヒートショックによる死亡事故は交通事故に迫る勢いです。

冬場のリスクはこの際なくしてしまいましょう。

自動湯沸かし器

お風呂のお湯はりが非常に楽になります。ボタンを押して放っておけばいいだけですから。

時短家電ではないですが、やはり省エネにもなりますし、お湯を張る時間を気にせず別のことに集中できます。

ここまでお風呂のリフォームを行うにあたって、どのような考え方をすればいいかについて見てきました。

最後に、お風呂のどの部分をリフォームすればいいのか、またいつ頃までを目処にリフォームすればいいのかを診断してみましょう。

いくつかの簡単な質問にチェックを入れていくだけです。

オンラインでもちろん無料なので、お気軽にお試しください。

お風呂の時間が楽しみになると、本当に生活の質が良くなります。

私も、まさか自分が半身浴をしながらスマホで読書をする生活が送れるとは思ってもいませんでした…。

古くなったお風呂をよりよいものに、できればとてもよいものにアップグレードができれば幸いです。